イギリスの子育てに学ぶ

 今回は書籍「まず、ママが幸せに」より、イギリスの子育て事情をご紹介します。日本・フランス・イギリスの3ヶ国で子育てを経験した著者が、それぞれのお国柄について軽快なトーンで記述しています。
  1. 「地域で子育て」
     イギリスでは、子育てママや子供に対して周りの人がとても親切です。自動ドアのないお店に行くと、後ろにいた人がわざわざ追い抜いてドアを開けて待っていてくれたり、ベビーカーなど重いものを運ぶのを手伝ってくれたりすることがよくあります。子供が駄々をこねて泣いていたりすると、通りがかりの人が話しかけてくれたりあやしてくれたりするそうです。「地域で子育て」とはまさにこのことでしょう。さすがジェントルマンの国と言うべきでしょうか。
  2. イギリスの夫たち
     日本人のお父さんであれば、夜遅く、時には日をまたがないと帰宅できないこともあります。一方でイギリスのお父さんたちの家事・育児への参加時間は随分と長いようです。イギリスのお父さんたちは日が暮れる頃には帰ってきて、子供たちとひと遊びして夕食を作り、子供のお風呂や寝かしつけまでこなしてしまうそうです。妻にとって夕食を作ることは主婦業の延長でも、夫が作れば「気分転換」になるのだと言います。なんともポジティブで明るい考え方です。
 現在の日本の労働環境下では、イギリスのお父さんたちのような働き方は簡単に真似できるものではありません。しかし、子供たちの健やかな成長のためには、本書の題名にもなっているように、まずはママが幸せに子育てできる環境が必要です。それを手助けするため、お父さんはもちろんのこと、ママ友や地域のコミュニティ、ベビーシッターなどのサービスをバランス良く取り入れることが望まれます。
参考:
「まず、ママが幸せに」機関紙出版/薗部容子著
最新情報をチェックしよう!