言語の吸収期間

今回は【言語の吸収期間】について書いていこうかと思います。
仕事復帰や出産など大きな節目を機にベビーシッターを利用される方もいますが、英語と関われるならと英語のシッターを利用される方もたくさんいることと思います。
英語のベビーシッターを利用していたら、子供の英語力にどの程度影響するのか、どのくらいの期間で成果が出るのかなどは、親としては気になるところですよね。
まず自分の子どもの話す能力、聞く能力を考えてみると分かりやすいかもしれません。お腹にいる時から日本語を聞き、産まれてからも四六時中日本語が入ってくる環境で育っても、やっと1年半位から「パパ、ママ」などの簡単な1つの言葉が口から出てくるのではないでしょうか。
お腹の中にいる期間から数えると約2年は日本語を聞いています。この時期は耳から吸収する時期なのですね。吸収する時期にたくさん読み聞かせ、語りかけをしてもらった子どもは、話し始めたらどんどん口から言葉がでてくるようになりますよね。
これを考えると、ベビーシッターに週に数時間来てもらうからと言って、すぐに目に見える英語の成果は得られないと思いますが、安心してください。子どもたちは生活の中で使われている生きた英語を聞いています。まさに「言語の吸収期間」なのです。
親としてできることは、英語を楽しい!と思えるような言葉がけをしてあげたり、ベビーシッターの使っていた簡単な英語を家でも事あるごとに親子で使ってみたりするととても効果があります。子供はママが大好き。ママが英語を使おうとしていたら、自分も同じ事をしたい!という気持ちになります。
ベビーシッターのいない時間でも、英語の音楽を流してみたり、英語のテレビや映画を親子で一緒に観てみたりすることによって、英語に触れる時間を増やすことができます。
幼児の耳はとても優れています。この時期にたくさんの英語と日本語を吸収することによって、両方の言語を使いこなすことのできるバイリンガルの土台ができあがります。なかなか海外で言語にどっぷり浸かる機会は持てないので、家に来てくれるベビーシッターとの触れ合いで子供たちが英語をどんどん吸収してくれるといいですね。
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