1.本当に子供が好きか
保育に従事する以上は当然のことですが、「子どもが好きかどうか」は、最も重要なことです。弊社でも、ベビーシッターの面接で志望動機を聞くとよく「子供が好きだから」という答えが返ってきます。
でも、これは実際にベビーシッターが子供と接したときの様子を見れば、それが本当かどうか、すぐに分かりるんです。本当に子供が好きな人は、会った瞬間にパッと花が咲いたように顔がほころび、笑顔になります。子供と同じ目線で接する人は、子供に不安感を与えずに楽しい時間を共有することができますので、良いシッターさんと言えるでしょう。
2.衛生面や安全面に注意が行き届いているか
子供は大人に比べると免疫力が弱いため、体調を崩しやすいものです。たとえば、ベビーシッターが外から菌を運んできて、子供に感染させるようなことがあってはなりません。
ご自宅にベビーシッターが来たとき、家に入るときに細心の注意を払っているかどうかがポイントとなります。入室の際にあらかじめコートを脱いでいたり、到着してすぐに自分から手洗いうがいをしたりと衛生面に気遣いのできるベビーシッターは、きめ細やかな保育のできる可能性も高いです。
また、これはご家庭でも心がけているとは思いますが、子供の周りに危険なものがあったら事前に片付けておくなどの安全面への配慮も重要なポイントです。
3.ベビーシッターのバックグラウンド(出自、背景)を確認できるか
この点は、マッチングサイトよりも、ベビーシッター会社に依頼することで解消できます。ベビーシッター会社では、採用の際に履歴書や身分証明書、資格書の提示を必ず求めますので、どこの誰だか分からない人がベビーシッターになることは通常ありえません。また、海外から来て日本で暮らす人の中には、生活が不安定な人な方もいらっしゃるかもしれません。そういう方にシッティングをお願いすると、盗難などトラブルの起こる可能性も、ないとは言えませんので個人契約は避けた方が賢明でしょう。