がんばらなくて良い?アメリカの離乳食事情からの学び

春になると暖かくなって、お子さんとお出かけするのが楽しくなりますよね。でも、小さな子供たちがいるとたくさんの荷物を準備したり、どこでトイレさせるかなど、お出かけは一大イベント。まして、離乳食中の赤ちゃんとのお出かけはもっと大変ですよね。
今日の記事では、日本での離乳食と、アメリカでの離乳食を比較して、すこし肩の力を抜いてみても良いのでは?というお話をさせていただきます。

日本では、離乳食手作りが当たり前?

最近は離乳食を買うママたちが増えてきているなと実感しています。でも、ほとんどの日本のママたちは手作りの離乳食を与えているのではないでしょうか。
雑誌を見ても、赤ちゃんが食べやすいような大きさの食材の切り方、野菜の柔らかさ、離乳食あげる時間帯、回数など、びっくりするほど本当に細かく書いてあります。私もそれを読みながら、一生懸命作っていました。今思えば、そこまで頑張らなくても大丈夫だったんじゃないか?と思いますが、私も、私の周りのママたちも当時は「手作りしないとママとして手抜きしているのでは」という罪悪感に駆られていた気がします。
毎回、すり鉢で離乳食を作り、製氷皿に入れて凍らしてと、いつも作り置きをしていました。責任感の強いママであればあるほど、離乳食って大変!って思っていらっしゃるのではないでしょうか。

アメリカの離乳食事情

一方、アメリカの離乳食はどうでしょう。アメリカって、食料品を売っている典型的なスーパーはほんとに巨大なんですよ。その中でも冷凍食品コーナーの大きさに、いつもびっくりしていました。アメリカでは大人の食べ物でも一般的に冷凍食品が多く「手抜き」しがちなのです。さらにびっくりすることに、ベビーコーナーをのぞくと大きな棚一面にベビーフードが並んでいるんです。
でも、離乳食の段階によってラベルが貼ってあるのが特徴。このラベルを見て、自分の子の月齢や段階に合わせて商品を選び、買うことができます。離乳食を自分で作っても赤ちゃんが食べるか分からないから、自分が仕事をしていて忙しいから、など理由は多々ありますが、基本的に私が会った典型的なアメリカのママさんは、日本のママのように栄養バランスを考えたり、毎食何種類も作ったりとかはしませんでした。
もちろん料理好きな人もいるにはいます。日本であまり料理好きでなかった私でさえ、アメリカでは料理もするスーパーママのように映るようで、何度もそんなふうに言われて笑ってしまう事がありました。
この頃、友人たちの赤ちゃんなどの食事を見ていると、
・少し歯が生えてきたら柔らかい赤ちゃん用のシリアルなど、口で溶けてしまうような物を目の前に置いて一人で食べさせる
・身体が大きくなってもミルクのボトルを絶えず口にくわえている
など、この月齢だからこの離乳食!という感じではない気がしますし、離乳食に対する意識もおおらかというか、リラックスしているのが印象に残っています。
他の国の離乳食事情を知ると、これでなくては!というものに縛られず楽になります。私がそうでした。とはいっても、せっかくだから赤ちゃんには手作りの離乳食を〜という気持ちもあると思います。アメリカのママさんと比較して、頑張りすぎかもしれませんよ?
頑張った自分にご褒美として、ベビーシッターを頼み、自分の時間をしっかり作ってみませんか?生活にメリハリをつけると、より子育てが楽しくなりますよ。
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